- 「嫁の怒っている原因がわからない」
- 「なんでいつも嫁はすぐにイライラするのか」
- 「あきらかに怒っているのに、なんで怒っていないと言うのか」
奥さんに対してこう思ったこと、思うこと多くないですか?
夫側としては、妻が怒っている原因がわかるだけでも違ってくるのに、肝心の妻は怒っている理由さえ教えてくれない。それどころかキレ始めてしまう。
こうなってしまうと、夫側のあなただって「なんで女ってこうなんだ!」と思わずにはいられないし、腹も立ちますよね。
この記事では、女性である私が「なぜ、突然妻はキレるのか?」という本を読んで、嫁が不機嫌になってしまう原因とその解決法を解説していきます。
「今奥さんの不機嫌に悩んでいる男性」、また「性格の不一致・不機嫌が元で離婚をした男性」も必読の内容となっています!
男女の考え方・感じ方の違いを知って理解することで、あなたが奥さんに対して抱くモヤモヤが解消され、不機嫌になってしまう嫁を受け止めることができるようになりますよ。
この記事では、こんな流れで説明していきます。
- 男と女の考え方・感じ方の違い
- 女は察してちゃんが多い
- 嫁が不機嫌になる原因
- 嫁との仲を深める方法
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男と女の考え方・感じ方の違い
そもそも男と女とでは考え方や感じ方に違いがあるんですね。
男性は「考えていること」を話すのに対して、女性は「感じていること」を話します。
自分の話しに対して男性は「褒められたい」、女性は「共感してほしい」
失敗したとき男性は「失敗を分析したい」、女性は「失敗したことを話したい」
私の夫はここ最近「共感」という女性が求めていることを意識してくれています。
「今日は仕事でこんなイヤなことがあった」とか、「子どものこんなことで悩んでる」というようなちょっとしたことにもちゃんと耳を傾けてくれ、私は安心して自分の気持ちをきちんと伝えられるようになりました。
なぜここまで変われたのか、それは夫が私と向き合う努力をしてくれたからです。
女は察してちゃんが多い
女性の多くは察してちゃんです。「言わなくてもわかるでしょ!」って思ってしまうんですね。
だから女性は自ら、「あなたならこうしてくれると思ったのに」とか、「さっきのあなたの態度に腹が立った」って言わないんです。
私も再婚してからの1年半ほどは無意識に察してちゃん状態でした。






このあと少し時間をおいてもまだ私が不機嫌だと「まじで何なの!?」と、夫が怒ってしまい、当然ながら喧嘩に発展してしまいます。
こんなことを1年半も続けたとき、夫に言われました。
「yokoが何を考えて、どう思っているのか知りたい。じゃないと俺はどうしていいかわからなくて辛いんだ」と。
この言葉を聞いて、「あぁ、夫に辛い想いをさせてしまっていたな…」と反省し、私は夫に対して察してちゃんをやめる努力をしました。
察してよね!っていうのは正直ムリな話だということを奥さんもわかっていると思います。
ただ、それを真正面から「そんなのムリじゃん!」と面と向かって言うのではなくって、女っていうのはこんな風に考えて、こんな風に感じとるものなんだな。
そしてめんどくさいことに察してちゃんなんだなという「男女間での違い」を理解してもらえたら、あなたの気持ちに余裕が生まれてきます。
女性である奥さんも、「自分の考えていることや思ったことを、あなたに話したい」と思っています。
奥さんの冷静になっているタイミングを見て、あなたのほうから切り出してみると、奥さんも「察してちゃん」から変わろうと努力してくれると思います。
嫁が不機嫌になる原因と理由
大きく分けて2つあります
- 家事・育児
- 生理前
家事や育児が理由
今の時代、共働きが一般的になってきていますが、あなたはどのくらい家事や育児に協力的ですか?
「嫁はパートで俺よりも家にいる時間のほうが長いんだから」などと言って、奥さんのほうに負担が偏っていませんか?
「疲れて帰ってきてんのに、なんで自由に過ごしちゃいけないの?」って思ったあなた。
でもそれは奥さんだって同じなんです。それでも家のことをはじめ、あなたのこと、子どものことまでもやらなきゃならないことだから一生懸命にやってくれているんですよね。
普段は笑顔でいる奥さんだって、家事や育児、仕事で疲れてしまうときは当然あります。そうなると気持ちに余裕がなくなってしまうので、
「私だって疲れているのに、なんで私ばっかり…」という思いに発展し、自由に過ごしているあなたに対してイライラしてしまうんですね。
奥さんのほうからあなたを労う気持ちや感謝の言葉がなかったとしても、まずはあなたから思いやりの気持ちを持って、奥さんを労い、感謝の気持ちを伝えるようにしてみてください。
生理前が理由
そしてもう一つは、生理前になるとやってくる不快感やイライラ。
月経前症候群(PMS)と月経前不快気分障害(PMDD)と言われるものです。個人差はありますが、この身体的・精神的な症状は女性にとってすごく辛いものです。
- 下腹部の痛み、胸が張って痛む、肌トラブル、頭痛、めまいといった身体的な症状
- イライラ、情緒不安定、憂鬱、注意力低下、睡眠障害といった精神的な症状
このうち、精神的な症状のほうが悪化してしまう方は月経前不快気分障害になります。
感情のコントロールが難しいため、周りにも悪い影響を与えてしまいます。
「奥さんの生理周期なんていちいち覚えていられない!」と思ってしまうかもしれませんが、「もうすぐ生理かな?」と思えれば、奥さんがイライラしていても思いやりをもった接し方ができるようになります。
女性の生理をテーマにした本も出ていますので、読んでみたらきっと「生理ってこんなに辛いんだな…」ということが理解でき、奥さんに対して優しくしてあげようっていう気持ちが自然に出てくると思います。
私は月経前症候群なので、このどうしようもない不快感を夫に理解していてもらいたくて、生理ちゃんという本を読んでほしいとお願いをしました。
結果、毎月不快感に襲われる私を気遣ってくれるようになり、生理前でイライラしていても喧嘩をしてしまうことがなくなりましたよ♪
嫁との仲を深める方法
男女の違いを知って、嫁が不機嫌になる原因と理由もわかった。
じゃあ最後は「あなたが奥さんとどうなりたいか」だけです。
- 嫁に笑顔でいてほしい
- 家に帰るのが楽しみと思いたい
- 嫁のことを心から好きだと思いたい
「ありがとう」を伝える
生活している中で何かしら奥さんにしてもらっていることってありますよね。
結婚生活が長くなれば長いほど、それが当たり前になってしまって感謝の気持ちも消えてしまいがちです。
普段から、ありがとうを伝えていくことで奥さんは、「自分のしたことに気付いてくれてる!」、「ちゃんと見てくれてる!」と、嬉しくなります。
話しを聞いてあげる
女性の多くは話すことでストレスを発散させています。
アドバイスがほしいわけではなく、とにかく聞いてほしいと思っています。
なので、奥さんが「ちょっと聞いてよ~」と話してきたらじっくり話を聞いてあげてみてください。
このときのポイントは、テレビやスマホを見ながらではなくて、ちゃんと奥さんの顔を見ながら話しを聞いてあげることです。
あなたのこの行動によって、奥さんが「あなたの気持ちを理解しようとしているよ」と思えて、あなたに対して感謝の気持ちが生まれます。
この2つをやっていくことで、次第に奥さんの気持ちが柔らかくなります。
嫁を変えようとするからあなたがイライラする
相手をなんとかしようと思う発言や行動は自分本位なものなので、まずはこの考えをなくすことが大切です。
「なんで俺が歩み寄らないとならないんだよ!」と思ってしますよね。
でも、あなたが変わることで、奥さんはそれを受け取って奥さん自身も変わろうとしてくれます。
- 相手がどんなことを思って、考えて、どうしたいのか
- 相手はどうしてそんなことを言ったのか(したのか)
を、考えられるようになると、自然に相手のことを理解しようとする言葉や行動ができるようになります。
夫婦だとしても分かり合えないことはたくさんあります。
だからといって、それで終わりとしてしまえばあなたの望む未来は築くことができません。
そしてどちらか一方の努力や歩み寄りだけでは当然幸せにもなれません。
お互いに歩み寄り、コミュニケーションを取りながら理解し、価値観をすり合わせていくことで仲を深められます。
奥さんを理解してあげようと思ったあなたへ
今回2冊の本をご紹介しました。
ぜひ、この機会に「女性ってどうしてあ~なんだろう」って悩んでいるあなたが、少しでも知るきっかけになればと思いますので、この2冊を手に取って読んでみて下さい。
きっとあなたの心が救われると思います。
どちらも「男性」が書いた本なので、男性のあなたでも受け入れやすいですよ!
なぜ、妻は突然キレるのか?
- 出版:フォレスト出版
- 初版:2020年3月22日
- 著者:嶋津 良智
2018年5月に出版された「男と女の怒らない技術」を改題および大幅に再編集したものです。
生理ちゃん
- 出版:KADOKAWA
- 初版:2017年1月17日
- 著者:小山 健
ちなみに、生理ちゃんは映画にもなったので、DVDが出た際には奥さんと一緒に見てみるのもいいかもしれませんね♫