
彼と子どもの関係も良好、お互いの両親も祝福してくれて、彼と再婚に向けてとことん話し合って…そうすると出てくるのが、入籍のタイミングですよね。
子連れ再婚って入籍のタイミングはいつなの?と、悩んでしまうと思いますが、こればかりは残念ながら正解がないのです。
ただ、「子どもの苗字も変わる」のと再婚による「環境の変化」もあるので、できるだけ子どもを中心に考えていきたいところですよね。
この記事では、子連れ再婚の入籍のタイミングはいつ頃がベストなの?という悩みと不安に、元シングルマザーの私が体験談を交えながら、お伝えしていきます。
子どもの年齢別にも書いてありますので、あなたのお子さんの年齢に合わせて考えてみて下さい♪
この記事では、こんな流れでお話ししていきます!
- 子どもの年齢によって変わる
- 自分たちの状況を再確認する
- 子どもと話しをする
- 私の子連れ再婚のタイミング
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ベストタイミングは子どもの年齢によって変わる
子どもがまだ赤ちゃんであればそこまで問題にはなりませんが、幼稚園や小学校に通っている場合は子どもの苗字が変わってしまうので、子どもの気持ちを考え、入籍の時期慎重に考えなければなりません。
赤ちゃんの場合
まだ赤ちゃんであれば、あなたと彼の状況に合わせて入籍がしやすいです。
ただし、引っ越しをして他の市区町村へ移る場合は、乳幼児医療費助成が市区町村によって利用方法や助成される金額が違うので、事前に調べておいたほうがいいですね。
そして、環境の変化に敏感な赤ちゃんは体調を崩しやすいので、引っ越し先付近にある小児科も調べておくと安心ですよ。
子どもが園児・小学生の場合
様々な手続きがスムーズに行いやすく、苗字が変わることで園や学校で使っている道具や作った作品なんかの展示物といったものに書いてある名前を書き直す必要が出てくるため、担任の先生にまで負担をかけてしまうことになります。
そして、苗字が変わることでクラスのお友達にからかわれたり、質問攻めにあったりと子どもが傷ついて辛い思いをしやすいのもこの時期だったりもします。
できたら進級・進学のタイミングで入籍するのが新たなスタートもきれていいですね。
子どもが中学生・高校生の場合
子連れ再婚で最も難易度の高い子どもの年齢は中学生・高校生です。
ちょうど思春期である中高生の子どもは、親が再婚するにあたって苗字が変わってしまうことを非常に嫌がります。
私は高校生のときに両親が離婚しましたが苗字だけはお願いだからそのままにしてほしいと母にお願いをしたくらいです。
そして、受験のことも視野に入れていかなければならないので、思春期の時期だからこそ、ぜひ一番にお子さんの気持ちに寄り添った形で入籍日を決めてくださいね。
引っ越しや転校のことを子どもにどう伝える?
再婚によって引っ越しが必要になる場合がほとんどかと思います。
その引っ越しで子どもが転園・転校になることもありますよね。私の場合は、引っ越しと子どもの転校が必須でした。
では、「子どもにそのことをどう伝えたのか」ですが、紙に絵を描いて一つひとつ丁寧に説明をしながら、子どもの反応を見て伝えていきました。
当時、我が子は小学一年生でしたので、絵を見せながら説明することは言葉だけで説明するよりも伝わりやすかったです。
転校することで漠然とした不安があったようですし、近所のお友達や祖母と離れてしまうことが寂しいと言っていました。
しかし、実際に転校先の学校に見学へ行ったことによって、「転校することが怖くなくなった」と笑顔で言ってきましたし、仲良しの近所のお友達とはパーティをして「また会おうね!」の約束ができたことで子ども本人の漠然とした不安は次第になくなったんですよね。
なので、引っ越しや子どもの転園・転校等で慣れ親しんだ土地を離れる場合は特に、子どもの不安や寂しさを解消させるための工夫をあなたが一生懸命にしてあげてくださいね。それはきっとお子さんにも伝わりますよ。
そして、転園・転校となると現在通っている園や学校と転園(校)先の両方で色々な手続きが必要になりますし、役所での手続きも非常に時間がかかります。ですので、余裕を持って準備していきましょう。
私の子連れ再婚のタイミング
私の子連れ再婚のタイミングは、子どもが小学校の夏休み中でした。
これだけ聞くと、「なんて中途半端な!ほんとに子どものこと考えたの!?」と思ってしまいますよね。
簡単に説明をしますと、私の子どもは当時小学一年生で特別支援学級に通っていました。
普通級の子たちと一緒に行う交流学習、「なんであの子はいつも同じクラスにいないの?」という疑問が普通級の子どもたちにはあり、それを聞いた担任の先生は「〇〇くんは、みんなよりちょっと勉強するスピードが遅いからです」と答えたそうです。
それを聞いた子どもたちは、おうちに帰って自分の親に言うわけですよね。
発達障害というものに知識がなかったり、知識はあっても理解がなければ大人である親でさえ、「特別支援学級はバカな子がいくところ」とか、「あんたも勉強ちゃんとやらないと支援級に行かせるよ!」なんて言ってしまうんですよね。
そうすると子どもは純粋ですから、そっくりそのままの内容を我が子に伝えるわけです。
こういったことがキッカケで私の子どもは学校に行きたくないというようになり、学校へ行けても玄関からは隠れるように支援級の教室へ入っていく様子を担任から聞いて、普通級の先生と支援級の担任と話し合いをしましたが全く解決はしませんでした。
この、とても悩んでいた時期に当時の彼(今の主人)にも相談し、私たちの再婚には引っ越しと子どもの転校は必須だったことから、今の子どもの環境を変えるという意味で夏休みというタイミングでの入籍となったわけです。
まとめ:子連れ再婚のタイミングはいつがベスト?
あなたと彼だけのタイミングで入籍日を決められないのが子連れ再婚の大変なところですよね。
しかし、入籍のタイミングによって、その後の子どもの人生が左右されてしまうのも事実です。
お子さんの年齢や生活環境によって入籍のタイミングは異なってきますが、できる限りお子さんに寄り添った形で幸せな生活をスタートさせてくださいね♬