
最近シングルマザー関連の事件も多いし、世間の目も厳しくなって、シングルマザーである自分に誇りが持てない。
シングルマザーである私を受け入れてくれる人っていないのかな?
色々調べていく中で、シングルマザーが再婚なんてありえない!って意見が多いのにびっくりしました。
確かに、「シングルマザーは子どもを優先すべきだから、再婚なんてありえない」って言いたい意味はわかります。
でもシングルマザーは、「子どもを優先しているからこそ魅力的」だと思うんですよね。
そこで、よくあるシングルマザー応援サイトに書いてある当たり障りないことじゃなく、
シングルマザーと再婚した僕が「シングルマザーの魅力」について語っていきたいと思います。
世間の厳しい目で自信を無くしているあなたに、自信、誇りを持ってもらいたいということで・・・。
これを読むことで以下のことがわかります。
- シングルマザーに対して男性がどう思っているか
- 男性に魅力を感じてもらうために、自分が当てはまるところと、改善すべきこと
- シングルマザーでも幸せになって良いのだと確信できること
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シングルマザーだから魅力があるというのは、誤解です
誤解を招くといけないので、初めに断らせていただきます。
僕は、全てのシングルマザーの方が幸せな再婚をして欲しいとは言っていません。
なぜなら、子どもへの責任を果たしていないシングルマザーに「私が幸せになることは、子どもの幸せだから」と言って欲しくないからです。
実際に、子どもを不幸のどん底に陥れている例も見たことがあるし、子どもがいるのにも関わらず男をとっかえひっかえする女性も見たことがあるからです。
そんな人に僕は「幸せになって!あなたにも幸せになる権利がある」とは言えないのです。
それでも、厳しい経済状況、周りに迷惑をかけたくないから誰にも相談せずに1人で子育てを頑張っているお母さん方がいることは、まぎれもない事実です。
そういった方に「自信と誇りを持って欲しい」という思いで書きます。
シングルマザーの母親としての姿が魅力
僕はなにも「シングルマザーと再婚がしたいんだ!」という思いで、婚活をしていたわけではありません。僕は普通に子どものいない女性を探していました。
実際、マッチングアプリを使って何人もの「子どものいない未婚の女性」と会うことがありました。
でも最終的に「シングルマザーの今の奥さん」に魅力を感じた最大の理由は、母親としての姿です。
はじめからシングルマザーと知っていて連絡を取りました。「いいね」を押すことに躊躇しましたけど、「それもありかな」とあまり後先考えずに「いいね」を押しました。
デートで会話をしていく中で、当然子どもの話になります。
その時に話したシングルマザーとして1人で育てていくことの大変さや子育てをしている中での工夫、
なにより楽しそうに子どもの話しをしているその微笑みに心を惹かれました。
「どれだけ子どもを愛ているか」がわかりましたし、どれだけ子育てに苦労したかも「実際にその場を見ていなくても」感じることができました。
それは「未婚の女性」には絶対的にない魅力であることは、間違いないです。
ただしそれを魅力と感じるかは男性次第なので、全ての男性が僕のような意見ではないことはわかると思います。
今思えば、その人本人というよりも「母親としてのその人」を好きになったんだと思います。
以下にも、様々な魅力を書いていきますが、「母親としての姿」がダントツで一番の魅力です。
逆に言えば、しっかり子育てをしている姿が見えなければ好きにはなれませんでした。
シングルマザーの包容力と優しさ
包容力と優しさとはなにかって考えたことありますか?
男性も女性も「優しい人が好き」と言いますが、その優しさってなに?って疑問に思わないですか?
「シングルマザー」ならではの優しさを僕は感じたので、今の奥さんを好きになりました。
そのエピソードは、お金がもったいない時や今食べたら太るかもしれないときに、「食べるのをやめとこう」と僕がつぶやくと
「食べたいんだから、食べなよ」と言うのです。
もう大人なので自分が今それを食べるべきかは当然判断できますが、「食べたいものを食べなよ」というコメントは
「母親」にしか出せない特別な優しい言葉だと思います。
もちろんカラダのことを気にしていないわけではない。それでも子どもに言うように、夫にもそれが言える優しさは魅力的に見えます。
男性を二の次に考える
まだ付き合っている頃、どこへ行くかは全て「子ども優先」
奥さんと出会った頃も「再婚や付き合うことは考えていなかった」「父親が欲しいと思っていない」
と言われたことを思い出します。
「友達として」「子どものことを話せる相手として」僕と出会い、だから会話も子どものこと。
それでよかったんです。
むしろ恋愛を優先していたり、再婚したいからというスタンスで会っていたら魅力には感じませんでした。
シングルマザーの方は孤独を感じているし、相談できる友達はいても「言いにくい」「言いたくない」悩みがあって、
不思議と僕には話すことができたと言っていました。
「男性」というより、「悩みを一緒に考えてくれる存在」がいることが、シングルマザーに必要なことだと思います。
決して男性を優先してはいけません。「子どものことを優先している自分」を受け入れてくれる男性を選ぶのが良いです。
キレイなママでいようとする姿
「シングルマザーなのに、女捨ててないんだね」という意見をよく目にします。
なぜシングルマザーは女を捨てなければならないのか、常に「母」でいなければならないのか、僕には理解できません。
シングルマザーではなく、普通の母親は女を捨てているんですか?
昔僕の母が「昔は母親なんだから、常に母でいるべきだと思っていたけど、女は女として生きるべきだわ」と言っていたのを思い出します。
母親でいる面はもちろんですが、女性として生きる道を捨てる必要は全くありません。
奥さんは「子どもが参観日とかで恥ずかしい想いをしないように、キレイでいたい」と言っています。
男性のためではなく、子どものためにキレイでいようとする姿はとても素敵だと思います。
もちろん男性のためにもキレイでいようとすることも、何も問題ではありません。
女を捨て、子育てをしているシングルマザーを全く否定しませんが、キレイでいようとするシングルマザーを否定もできませんよね。
片親という理由で子どもが誰かに馬鹿にされたり、いじめられたりすることが、シングルマザーにとって一番つらいことです。
少しでもそういったことがないよう努力することの、何が悪いのか全く理解できません。
まとめ:シングルマザーとして誇りを持とう
- 母親としての姿
- 包容力と優しさ
- 男は二の次
- 子どものためにキレイでいる
まだまだ魅力はたくさんありますが、一番伝えたいことは「母としてのあなたが魅力である」ということです。
シングルマザーになった経緯は人それぞれです。
僕の奥さんのように「子どもへの暴力」から守るために離婚した方もいるだろうし、金銭問題やDV、不倫など離婚せざるを得ない状況にあったシングルマザーの方も多くいます。
その人の離婚の背景に何があるかも知らずに、「シングルマザーだから」という理由で恋人を作ることに対して非難される理由はどこにもありません。
何度も言いますが、「子どもへの愛情を十分すぎるほど注ぎ、十分すぎるほど子育てに努力していること」が前提に今回話をしてきました。
今書いたような前提が、そのままその人自身の一番の魅力となるんです。
どうぞ世間の厳しい声に屈することなく、自信と誇りをもって恋愛をしてください。